読みやすいホームページ

ホームページ制作するならみんなに読んでもらいたいですね。

文章・文字の読みやすさは可読性(Readability)、視認性(visibility)、判読性(readability)の3要素から成ります。
可読性とは文章が読みやすいか、視認性とは認識しやすさ、判読性とは誤読がないかという指標になります。
文字の書体であるフォントの種類やサイズを変えたり、行間や字間を調節することでこの3つの要素を高めることができます。

ホームページ制作を考えているのなら、ホームページの内容だけにこだわるのではなく、読んでもらいやすいよう文字のフォントも気を使うべきでしょう。
どれだけ良い内容のホームページを制作しても、読みにくいフォントを使用してしまうと、印象が悪くなってしまうだけではなく、読まずに他のホームページへ逃げられてしまう可能性もあります。 可読性、視認性、判読性のうち、どの要素を優先させるかは文章の分量や文字サイズ、ホームページの内容などによって変わるので、フォントの選び方は慎重になる必要があります。

日本語の文字書体は大きく分けて明朝体とゴシック体があります。
明朝体は横線に比べて縦線が一回り太いのが特徴で、横線の曲り角の右肩にウロコ(三角形の山)と呼ばれるポッチが付いている書体です。
ゴシック体はほぼ同じ太さの横線と縦線で構成されているウロコがあまり使われていない書体です。
欧文フォントも日本語と同様に大きく2つに分けることができます。
ひとつはセリフ書体と呼ばれる縦線が太くてウロコのある書体で、明朝体に良く似ています。
もうひとつはサンセリフ書体と呼ばれ、線の太さは横線と縦線で一様でウロコのない書体です。 こちらはゴシック体のようなものです。
サンセリフ書体の意味ですが、「サン」とは「ない」、「セリフ」とは「ウロコ」という意味で、ポッチのあるなしで区別ができます。
つまり日本語フォントも欧文フォントもウロコがあるかないかで、大きく2つに分けられるということです。
パソコンにはたくさんのフォントが搭載されており、その中には読みやすいフォントもあれば読みにくいフォントもあり、みんなに使われやすいフォントもあれば見たこともないようなフォントもあります。 タイトルを目立たせるのに向いてるフォントもあれば、長い文章を書くのに向いているフォントもあります。
それぞれ使いどころはありますが、使い方を間違えると読みにくい文章になりせっかく制作したホームページが台無しになってしまうので気をつけましょう。