目立たせたいならゴシック体

ゴシック体、サンセリフ体はイメージを与えます。

タイトルや見出しはホームページ全体の内容を把握してもらう上で、とても重要な役割を果たす項目になります。
一番読んでもらいたいことが集約されていて、区切りを明確にする役割も持ちます。 したがって、どのようなタイトル・見出しにするかは、十分に考える必要があります。

タイトルや見出しを目立たせると視認性が高まり、受け手も全体の理解が早くなるであろうと期待できます。
つまり本文が明朝体やセリフ体であっても、タイトルや見出しには存在感のあるゴシック体を用いた方が読み手にも理解しやすい優しいデザインとなるのです。
見出しをゴシック体にすると段落やまとまりをより認識しやすくなります。 もちろん英語のタイトルであればサンセリフ体を用いるのが基本になります。 タイトルは一目で重要性や内容が把握できることが大切で、そのためには視認性を高める効果のあるフォントを選択する必要があります。

存在感があって目立つゴシック体、太いゴシック体がタイトルには最も適しています。
しかし重要な箇所を目立たせようとするあまり、変に目立たせた結果、かえって読みにくくなってしまうこともあります。 手書き風の文字や飾り文字はお洒落でかわいいのも多く使いたくなるのですが、一歩間違えると読みにくくて、読み間違えも多いフォントです。
制作するホームページのテーマに合っているのならともかく、むやみに使っても読みづらくなってしまいます。 そういったフォントを効果的に使うことのできる場面もあるでしょうが、まじめなテーマのホームページではあまり求められていません。
制作するホームページの内容に合わせて、あまり軽い印象を与えるような書体の使用は避けましょう。 重たいテーマのホームページに、あまりに軽いフォントを使用すると、見る人に不快感を与えてえしまうことも考えられます。
読みやすく美しい文字、シンプルなフォントで判読性を高めることが情報を正確に伝えるための大前提になりますので、読み間違えが生じるようなフォントではいけません。 読み手に伝えたいことは、あまり特殊なフォントを使うのではなく、なるべくシンプルで読みやすい、はっきりしたフォントを使いましょう。